2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2008.10.29 (Wed)

告白

告白告白
(2008/08/05)
湊 かなえ

商品詳細を見る


わが子を職場である校内で亡くした女性教師が、退職を表明した終業式後のホームルームで、犯人である生徒(少年)二人を指し示す・・・という衝撃的な場面から、本作はスタートします。

その後の章は、犯人である少年自身、その家族、少年達のクラスメート、といった人たちが「告白」していきます。
最初の女性教師の「告白」を別の立場の人たちの目線から補足していくという形式です。

作品は、最初から最後まで実に重苦しい雰囲気が漂い、読み進めながらもため息が止まりません。それは、自分の中学生時代、いわゆる思春期の頃の心情を思い起こして作品中の少年に寄り添わせてみたりして、少し客観的に当時の自分の心を整理してみたからかなぁ、と。
でも、最後まで読み終えて、気づきました。
少しネタバレになってしまうかもしれませんが、本作の中心にたたずんでいるのは「母親」たちであると思えて仕方がなかったからです。
もちろん、自分が母親であるから、登場する母親達を強く意識したり、感情移入を試みたりするのかもしれません。
作者が一番伝えたかったことが何であったのかは推し量るしかないのですが、個人的には少年犯罪とか少年法に対する問題提起ではないと思いました。
やはり、母親とはどうあるべきなのだろうか、そして自分はわが子に対してどう接していきたいのだろうか、と考えざるを得ない機会をもらった、という感想です。

一番最後の章のラストもラスト、不快に感じるか、爽快に感じるか。
読み手の倫理観が問われる問題箇所だと思います。


↓こちらがクリックする場所だと思います。
スポンサーサイト

テーマ : ミステリ ジャンル : 小説・文学

EDIT  |  22:49  |  読書日記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。