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2007.06.20 (Wed)

疾走

疾走 上 疾走 上
重松 清 (2005/05/25)
角川書店
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疾走 下 疾走 下
重松 清 (2005/05/25)
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表紙の絵がちょっとグロいので、画像は小さめに^_^;
この方の作品を読むのは、本作が初めてでした(たぶん)。

なんというか、最初から最後までひたすら胸が苦しかったです。
ある少年が家庭環境の悪化(というか家庭崩壊)をきっかけに、どんどん精神的に追い込まれ、マイナス方面に疾走してしまうというカンジ。タイトルの「疾走」にはいろんな意味がこめられているのでしょう、きっと。少年の唯一の楽しみが走ることだったこともあるけれど、きっと別の意味も含んでいるのではないかと感じました。
ストーリーは、いろんな場所で紹介されているでしょうから触れませんが、なんだか最後の最後まで、彼は救われなかったんじゃないかと思います。クライマックスの描写から、「最後の最後で彼は救われた」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私にはそうは思えませんでした。

よく「逆境に負けるな」とか「置かれている環境のせいにするな」という表現で、ヘコんでいる人を励ます人がいますよね。私もそういうときあったかもしれませんが。

でもね、それも限度ってものがあるんだと思います。少々のハンデならともかく、この作品の中で描かれる彼の置かれている状況って、ハンパないんです。ツイてないなんて軽い言葉では片付けられませんね。平凡な家庭に育った私から見れば、ありえないというか想像すらできないというか。ひょっとしたら、よく似た状況が「現実」としてこの世の中に存在するのかもしれませんが。
あまりに過酷な状況だと、乗り越える気力なんてものは微塵も湧かないのではないかと。励ましの言葉なんてモノは、右から左へ、もしくは頭上を通り過ぎていくだけなのかも知れませんね。

なんだか、何が言いたいのか自分でもよく分かりませんが。

私にとっては、内容がディープすぎて、うなされそうな気分にさせられた、マイナス方面に印象深い作品でございました。


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テーマ : ミステリ ジャンル : 小説・文学

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