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2006.07.07 (Fri)

不撓不屈




国家権力に抗し完全勝利を勝ち取った、(株)TKC創業者である故・飯塚毅氏の生き様を描いた実名経済小説。
6月に本作を原作とした映画「不撓不屈」が公開され、現在全国で上映されています。
極めて優秀な税理士である飯塚氏は、中小零細企業のためにとった税務手法を否定され、国税庁当局を相手に訴訟を起こしたことがきっかけで「飯塚事件」の幕が開きます。横暴な旧大蔵キャリア官僚らによる「飯塚潰し」が始まるのです...。
実在する(した)経済人・政治家・企業が次々と登場し、また実際に起こった事件が題材であるにも関わらず、最後の最後までフィクションを読んでいるような感じでした。それはやはり、飯塚氏の精神力、そして当局の彼に対する仕打ちが、とても現実のものと思えなかったことが原因だと思います。
まず、飯塚氏の精神力。彼は青年時代からお寺に参禅したり、哲学の道を究めたりとその自己研鑽ぶりは、われわれ「フツーのひと」の想像をはるかに超えています。精神力を鍛えるだけでなく、税務=法律業務であるため、ありとあらゆる法律そして各国の税法に精通していました。学問に必要であるドイツ語および英語の語学力も人並みはずれていたということです。あまりの「ただ者ではない」様子に、どこかドラマの中のキャラクターを見ているような錯覚に陥ってしまいました。
それから、キャリア官僚の仕打ち。職権乱用などと、そんな簡単な表現では足りなすぎる!一税理士である飯塚氏に法解釈の誤りを指摘されたことが、それほどプライドを傷つけたのですか?と問いたくなるほどの惨い仕打ち。脱税指導の疑惑のかけ方も、強引。賞与引当金などという制度がなかった頃であり、税理士法改正前でもあったわけで、つまり法解釈に今よりかなり幅があった時代ゆえの事件かもしれません。
会計人のみならず、飯塚氏の精神力、それを支える人々の温かさに感動し、身が引き締まる作品でした。

↓クリックありがとうございます。身が引き締まる思いです♪
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テーマ : 読んだ本。 ジャンル : 本・雑誌

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*Comment

Wammyさんの読書ペースは驚く速さです!
私は先日、報復に続いて次のをやっと読み終えて・・・ちょっとした読書ブームとなっております。
次は・・・と言っても本屋さんに行くのも無理なので、便利な世の中!インターネットで色々と情報を得られるありがたい時代でよかったです。
uni |  2006.07.08(土) 05:02 |  URL |  【コメント編集】

e-243uniさん

ネットで日本の小説って買えるんですか?
だと便利ですよねぇ☆

また読み終えた本の感想、記事にしてくださいねぇ(^.^)
Wammy |  2006.07.08(土) 23:19 |  URL |  【コメント編集】

私は読んでいないのですが、先日父がこの話をしていました。私の親友が税理士なので、親友の話からこの話がでまして。

本の内容に限定したことではないですが、政治家や官僚がらみの事件などからしてみても、「質」が問題ということが大いにあるかと思います。
ふじこ |  2006.07.08(土) 23:44 |  URL |  【コメント編集】

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